ひょうたんTIME
登山や山城址探訪の記録、時々迷走旅行記など
【1734】高賀山登山
高賀山 1224.2m 岐阜県郡上市・関市
日程:2017-09-09(土) 天候:晴れ メンバー:浅井山の会20名(12+8)
コース:高賀の森公園駐車場(9:30)→御坂峠(11:10)→高賀山頂上(11:35~12:20)→高賀の森公園駐車場(13:50)
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美濃ICから板取川支流を遡る。きれいな水の流れる川には、アユ釣り人が間隔をあけながら水に浸かっている。高賀神社の大鳥居をくぐり、さらに、対向できないような狭い急坂をどんどん登る。(貝月山登山の時の急坂を思い出してしまった。)道が行き止まりになったところで、東屋のある広い駐車場に出る。看板ではこのあたりの山が「高賀の森公園」らしい。
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準備体操をして出発。最初から急登。幅はあるが石の多い道。
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林道と交わるところに再び東屋。ひっそりとしたところに、もったいないような立派なつくりだ。
林道から再び登山道へ入る。
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このあたりは、木地師の住んでいたところだとか。その名残りのような、崩れた石段がある。時には水のない谷川を歩いているような箇所もある。
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1時間余り登ったところで、岩屋が現れた。2枚の大岩が屋根のようになっている。
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お決まりの、この岩屋で僧が修業したとか、落ち武者が隠れ住んだなどという説明書きはない。最近になって直立していたものが倒れこんだのではないかと想像した。

さらに30分ほど登って「御坂峠」。急な登り登りの連続だった。ここまで来ると風が吹き上げてきて涼しい。
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ただ、予想していたことだが、反対側にピカピカの舗装道路を見ると興ざめてしまう。
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峠から先は尾根道で、ゴロゴロの石もなく、ぐんと歩きよくなる。
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かわいいツルニンジンも咲いていた。
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いよいよ頂上。
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300度の展望。立山・劒、白山の矢印。ただ残念なことに、「すっきり秋晴れ」という天候ではなかったので、はっきりとした姿を捉えることができなかった。
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ここで昼食休憩45分。汗をいっぱいかいて登り切った山頂での食事はことのほか美味。

下山は同じ道を引き返す。喘ぎつつ登った道は、下りはさらに神経を張りつめる。次に足を下ろす石を見極めていると、周りを見渡す余裕などない。岩屋で小休憩して、慎重に下りて駐車場に着く。




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【1733】伊吹山夜行登山
伊吹山  1377.3m  滋賀県米原市
日程:2017-08-31~09-01  天気:晴れ  メンバー:単独
コース: 上野登山口(22:16)→山頂(1:51~5:33)→上野登山口(8:31) 
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30日、伊吹山がすっきりと見えた。やっと秋らくなり、伊吹山へ行くには絶好の空模様だ。しかし翌日には用事があったので、一日延期。天気の崩れはなさそうだ。

夜の10時ごろ、米原市上野の登山口に着いた。月明かりの中で身支度をするが、うっかりヘッドライトを付けるのを忘れ、入り口であたふたしてしまった。

明日ならともかく、夏休みも終わる平日の夜、ナイトハイクの人はいないだろうと覚悟はしていたが、見事に誰にも会わない。

1合目まで30分、2合目まで34分、3号目まで37分かかってしまった。わあ、30分平均で歩いても、5時間かかってしまう。それでもまあ、日の出までには間に合うはずと、ゆっくり歩いた。

時々、草むらや林の中から、動物の声が聞こえる。こちらの動きに合わせて、茂みの中を移動しているように聞こえるが、ヘッドライトの光では何も見えない。見えないから想像してしまう。襲うような動物はいないはずだと、励まして進む。

5合目を過ぎたところで、十日目の月が沈んで、「星月夜」となった。満天の星を見上げて、星座盤を持ってくるべきだったと思ったが、しばらく後には、空を見上げる余裕がなくなってしまった。

空気が澄んでいるため、遠くまで夜景が見られる。いつもは、琵琶湖東岸のラインがわかるだけなのに、西岸・高島市の海岸線まで見て取れる。月が出ていた間は、湖面の一部が月光で輝いているのもわかった。

服装は、上は半そでのシャツ1枚。歩いていると汗もそれほどかかずちょうどいい加減だが、少し止まっていると寒く感じる。6合目を過ぎてからは、風当たりが良いのでなおさらだ。

休憩らしい休憩をせずに、頂上まで登ってしまった。
その理由の一つが、止ると寒いということだが、別のわけもある。
樹林帯がなくなったら、あちこちに光るものが見える。先行者のライトの灯りかと期待したが、2つ並んでいて、しかも登山道を離れた場所にあっては「動物の目」と考えるしかない。
右に、左に、あるいは前方上に、2対3対光る眼がこちらを観察している。時には生暖かい風と、動物の臭い。そんなところで、ゆっくり休憩する気になんてとてもなれない。
幸いゆっくり歩いているので、休まなくても歩き続けることはできた。

9合目を過ぎて、頂上台地に入ったところで、ゲートが出現。食害防止のため、ネットが張られたと聞いていたが、これかと、開けて中に入った。(写真は翌朝)
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ところがしばらく歩いたとき、登山道横の草の中を、シカらしき影が駆けていくのを見てしまった。どこからか入り込んでいる。目が届きにくい山の中のネットを、完全に管理するのはなかなか難しいことだろう。

結局5時間はかからず、4時間で頂上到着。
伊吹山ナイトハイクの頂上の仮眠宿は、いつものように伊吹山寺の避難所を利用させてもらう。
案の定先客なし。
汗はかいていないので、着替えず、上に長袖シャツ、薄手のダウンジャケットを着たが、まだ寒くて寝られない。ウインドブレーカーを着て、レスキューシートを上に掛けた。
うつらうつらして、4時半ごろ起きた。

身づくろいをして外に出ると、もう空がうっすらと赤味を帯びていた。
湧いてきたように人が現れ、一人じゃなくなった。
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日出の良く見える場所に移動すると、正面に御嶽山が黒く浮かんでいた。
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何度かご来光を見に登ったが、こんなにクリアーな眺望は初めてかもしれない。

雲海がないので、山が濃淡を持って幾重にも重なってみえる。
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いつもかすんでいる湖北が、湖岸線、山の尾根ともはっきり見える。
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西側を向くと、伊吹山の影が、琵琶湖を跨いで比良山地にまで延びていた。
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夜から朝に変わるこの時間帯の空の変化が好きなので、山小屋泊でも、早朝の空を見に行く。
今日は最高の空を見せてもらった。大満足で下山する。

花はほとんど盛りを終え、秋の気配が濃厚。
3合目付近の秋の風景。
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5合目あたりから登ってくる人に出会い始める。
快晴の秋天。まだまだ暑いけれど、山日和。
いい登山をしてください。私はシャワーを浴びてひと眠りします。






【1732】廃棄ごみ
今日は月1回の、不燃ごみの収集日でした。
水道修理の時の塩ビパイプ、古くなった薬、履き古した靴等、出しました。
収拾場所へは7時から8時半の間に出しますが、7時に持っていったらもう小さな山ができていました。

帰り道、ふと昔のことを思い出しました。

私の子供のころ、「こうとくばこ」と呼ぶ、60×90×70ぐらいの木の箱があって、処分できないごみを入れていました。
割れた茶碗、割れたガラス、切れた電球、なんかを入れていた記憶があります。
戸数60戸ぐらいの集落に、それが一つ。
年に1回か2回、青年団がボランティアで中身を処分してくれました。(と、思う)
ところが処分と言っても、中身を山の入り口近くの道端に捨ててくることだったような記憶があります。(山へ行くとき、それらしきものを見たので)

今思うと、びっくりするようなことです。
ごみの不法投棄もいいとこです。
でも山の持ち主も集落内の人で、暗黙の了解があったのではないでしょうか。
さらに、信じられないごみの量の少なさです。
だから山に捨てても、大きな害が出なかったのだと思われます。

物の乏しい時代、捨てるものはほんのわずかで、使えるものはとことん使う。
そんな時代に、使い捨て文化なんてとんでもないことでした。

当市の埋め立てゴミ処分場も、予定より早く満杯とか。
「こうとくばこ」の時代が60年ほど前にありました。

「こうとくばこ」は「幸徳箱」または「公徳箱」と書いたのでしょうか。

帰りのわずかの間によぎった、昔のごみ事情でした。

[1731]野坂岳登山
野坂岳 913.5m 福井県敦賀市
日程:2017-08-20 天候:曇り時々晴れ メンバー:浅井山の会10名
コース:山登山口P(8:15)→林道終点(830)→鉄塔4基→野坂岳頂上(10:58~11:54)→(登りの逆コース)→山(13:50)
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夏風邪で弱っていたが、山集落からの野坂岳は初めてなので、行きたかった。前日一日、べったり床の中で過ごし英気を養ったつもりで出かけた。
残暑厳しく、風もほとんどない一日だった。

山集落の駐車場は、以前隣の岩籠山登山で使わせてもらった。林道があったが、最近の豪雨1で道路が崩壊していることを懸念し、15分ほど林道を歩いた。(特に通行困難能箇所はなかった)林道終点には、車を停められる広場と小屋があった。

登山道に入ってすぐ、谷川に阻まれる。かっては鉄製の橋が架かっていたようだが、今は岸を離れてしまっている。水の上に顔を出した石の上を渡っていくしかないのだが、老化した足がうまく跳んでくれそうにない。しかし尻込みしていた面々も次々向こう岸にわたってしまった。
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水に落ちるのを覚悟で跳ばないと、置いてけぼりだ。悲壮な決心で跳んで、向こう側の石にしがみついた。

前半コースは、関西電力の鉄塔巡視路を歩く。御多分に漏れず、こういうコースは鉄塔間を最短コースで結ぶような道なので、きつい登りである。DSCN8787.jpg
伐採して間もない山肌は、植樹がされているが、日陰が全くない。風もない。来たからには弱音を吐いても仕方がないから、ただ黙々登る。
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見上げると鉄塔は4基見える。それrを越えた後、野坂岳からの大きな尾根に入るのだろう。
右手を見ると、野坂岳のなだらかな稜線が見える。
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4基目を過ぎると、少し先に緑の茂り。ここで一息をつく。

3~400m先のピーク近く、「山ルート」の黄色い地の案内板がかかっている。ここで右に大きく曲がる。やっと大尾根に乗った。(10:07)
ブナの巨木が立ち並び、ここまでの暑さ苦しさが癒される。
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やがて背の低い、雪でへしゃげたような木に変わりる。これはナツツバキ?ヒメシャラ?
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その下を潜り抜けると草原となる。DSCN8806.jpg
というものの、頂上直下の草原の始まりは、赤土の急こう配。最後の我慢で頂上に出る。

最近は積雪期にばかり来ていて、方位盤や、標識の頭部分しか見ていないので、こんな感じだったっけと思ってしまった。
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曇りの割に眺望がよく、琵琶湖の向こうの郷土の低い山を見つけ、歓声が上がっていた。

ここで昼食。日曜日だというのに、私たち以外は、一組の家族(3人)だけだった。

帰路の急こう配は、登りよりも大変だった。滑る赤土、石車、大きな段差、ちょっと注意が散漫になると「ヒヤッ」とする事態に。
帰路の渡渉も難儀した。最後の一人になってやっと渡ることができた。

駐車場までたどり着くと、例によってリーダーの畑産のスイカが待っている。思いっきり汗を流した後の西瓜は最高!
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さらに今回はそのあと、会員のHさんの好意でブルーベリー摘みへ。山の疲れもなんのその、たくさん取れた人は1k以上摘んだのではないだろうか。
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こうして残暑の中の登山は、盛り沢山な内容で終わった。ただ、私自身で言えば、帰宅後又熱が上がって、「歳を考えにゃあかん」と反省した次第、

【1730】白馬三山縦走 - 3日目大雪渓下山
白馬三山(鑓ヶ岳・2903.2m  杓子岳・2812m  白馬岳・2932.3m)  長野県・富山県
日程:2017-08-02  天候:晴れのち曇り  メンバー:浅井山の会14名
コース: 白馬山荘(6:35)→葱平(7:45)→大雪渓始点(8:45)→大雪渓終点(9:50)→白馬尻小屋(10:09)→林道終点(10:33)→猿倉荘(11:10)
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三日目はよく晴れた朝を迎えることができた。
日出の時刻は4:45分と聞き、日の出に合わせて山荘を出発。朝飯前の軽登山ってところか。
既に雲が朱く染まっている。
たぶんひさしぶりに御来光。皆絶壁の彼方の、朱線に目を凝らす。
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出た!
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西の空も、紫色に染まっている。
昨日は頭しか見えなかった劒が、どっしりと目の前にあり、別の山かと戸惑うほど。
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その右には白山連峰、左には立山連峰、穂高連峰が見える。
特徴ある槍の先や、南アルプスの山影まで見て取れる。

山荘に戻り朝食をとり、出立。

村営頂上小屋の横を通り、谷へ下りていく。
急な下山の途中で足を止め振り返ると、真っ青な空に稜線が見えた。
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急坂道であるが、あたりの景色は素晴らしく、お花畑の大盤振る舞いと言ったところだ。
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最初に現れた雪渓を横切る。
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渡ったところは、葱平というらしい。
このあたりから、ガスが濃くなってきて、青空を覆うようになった。
狭くってますます急な道を下る。
雪渓を登ってきた人との擦れ違いが多くなり、道を譲ったり譲ってもらったり。

大雪渓に到着。ここからはアイゼンを着装。
ベンガラの赤い線の上を一列に進むが、対抗するときははみ出しても平気。
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あちこちに、大小の石が転がっており、新たな落石があったら、逃げられるか心配。
下るより登る人の方が断然多い。小学生から、自分より10歳以上年長の人など、皆元気だ。
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長いクレバスの、跨げるほどの幅のところを通過。その先では雪渓がうすくなっていて、恐る恐る通る。
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体力の消耗は少ないというものの、1時間も歩いていると疲れる。
 ようよう大雪渓が終わり、アイゼンを外し小休憩。
土の上を歩いて、白馬尻小屋はすぐ先。
小屋の広場から大雪渓の先端を見ること開出来た。
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白馬尻小屋から30分足らずで、車の通れる林道に出た。
ちょうど白馬尻小屋への物資を運ぶ車が着いたところだった。3人の若ものが重そうな飲料を運ぶのとすれ違った。
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2日前通った、鑓温泉分岐を過ぎ、林道から小路に入り猿倉荘到着。
車の中には良く冷えたスイカが待っていた。


テーマ:登山・山歩き・散策 - ジャンル:日記