ひょうたんTIME
登山や山城址探訪の記録、時々迷走旅行記など
【1723】クマガイソウ
SNSで、クマガイソウの群生地を教えてもらった。
知る人ぞ知る・・という場所らしい。
盗掘を少しでもなくそうと、ネット場では場所非公開だった。
絶滅が心配されているなら、当然だろう。

普通なら、ヒルが嫌で、夏場は寄り付かない山でも、クマガイソウが見られるとなれば、別だ。
クマガイソウ、アツモリソウ、写真でしか知らない憧れの花。

早朝5時半、と言ってもこの時期、とっくに明るくなっている。
1時間ちょっとで登山口。
駐車場はすでに満杯、路上にも少しあふれている。
登山口からかなり離れたところに車を置く。

教えてもらった分岐の写真を思い浮かべながら進むと、
あっ、ここだ!
群生地と思われる方角から声が聞こえる。
うすい踏み跡と、声を頼りに進めば、急な斜面にこんもりとした茂み。

クマガイソウに会えました。
それはそれは感激でした。

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そのあと、頂上を極めようか、懸案のルートを試してみようか迷っていたら、ケイタイから仕事が入った。
花を見て目的達成とし、そのまま下山、9時過ぎに帰宅した。
夢を見ていたような気がする。




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【1722】シャクナゲ咲く金糞岳(整備登山)
金糞岳 1317m 滋賀県・岐阜県
日程:2017-05-14 天候:晴れ メンバー:浅井山の会11名
コース:鳥越峠北登山口(7:40)→金糞岳→白倉岳→奥山→高山キャンプ場(14:30)
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春の登山道整備に参加。今年は、残雪が多く、例年より1週間遅れの整備登山となった。
車2台に分乗、鳥越峠を越え岐阜県側に下りた駐車場から出発。

いつものように、入り口の急登でピンク色の「ミヤマカタバミ」が迎えてくれた。
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しばらく急登を我慢して登れば、素晴らしいブナの緑。心が洗われるようなすがすがしい気持ちになる。
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今年は金糞岳頂上に、白倉岳への案内板を設置した。せっかくここまで来たのに、白倉岳へは行かずに帰る人もあるからだ。この山の一番のハイライトは、金糞―白倉の尾根歩きだと思っている。あの気持ちの良い道を歩いてほしいという思いから作った。
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金糞岳頂上では記念写真だけですぐに出発。
すぐに視界が広がり、たたなわる新緑の山々が前方に、そして足元に広がる。
これから歩く大きな尾根が一望できる。
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しばらくして振り返れば、歩いてきた道がはっきりと見える。
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白倉岳が近づくと、赤いものが見え始めた。シャクナゲだ。岩場付近では、触れる距離で咲いているし、道の無い離れたところにも群れ咲いている。タムシバも競うように咲いて、紅白がまた美しい。
灌木の下から、道の脇にかけて、カタクリも群生している。この時間帯になると日が当たりだして、カタクリの花びらが優雅に反り返った。
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いよいよ白倉岳頂上、期待にたがわずシャクナゲの大株に、花がいっぱいついていた。
3年ほど前までは、草や雑木の中にあったシャクナゲが、まわりをきれいにしたら、みるみる大きくなってたくさんの花をつけだした。 DSCN8264.jpg

景色や花ばかりみ見て、「整備はどうした」といわれそうだが、この先しばらくも、さほどすることがない。
というのは、会長の手によって、すでにこの先まで刈り込まれているからだ。随分な距離だと思って聞くと、1日半をかけて作業されたらしい。毎年のことながら、頭が下がる。

「八草分かれ」手前から、草刈り機のエンジン音が響きだした。草刈り機と言っても、手首ぐらいの木なら簡単に切り落としてしまう、強力な刃だ。後続は十分距離を取って、刈った枝の始末や、目印テープ付けをする。

奥山まで進んで昼食。これより先は、尾根と分かれ、下っていく。体力はあまりいらないが、眺望はなくなる。それでもまわりの緑に癒されながら、高山キャンプ場まで帰り着く。

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【1721】西日本最高峰の石鎚山
石鎚山 1982m 愛媛県西条市
 日程:2017-05-06~50-08 天候:晴れ メンバー:単独
コース:東予港(6:20)→西条駅(7:47)→石鎚山ロープウェイ下谷駅(9:00)→成就社(9:40)→夜明かし峠(10:57)→弥山.昼食(12:00)→天狗岳(12:30)→弥山(13:17)→前社ヶ森小屋(14:14)→成就社(13:01)→ロープウェイ成就駅(13:20)→西条駅(16:30)→東予港(22:30)
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GW最後に日、天候、船便、仕事がぐあいよく折り合ったので、念願の石鎚山へ行くことができた。
前日の夜、大阪南港を出て、朝、東予港に着いた。連絡バスでJR西条駅にでたが、石鎚山ロープウェイ行きのバスは、約1時間後。朝食をとり、昼食を準備し、余分な荷物をコインロッカーに入れるには十分すぎる時間である。

バスは、加茂川を遡り、黒瀬ダムを経て、山の中に分け入っていく。緑を増し始めた山に、黄色い花がいっぱい咲いている。何の花だろう。
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バスは車体をギシギシ言わせながら、30km/hで進んでいく。ロープウェイ駅手前からバス幅がやっとという道になった。
ロープウェイの駅に至るまでに、もう登山が始まる。急な坂を登ると「下谷駅」。
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ロープウェイの運行は20分おき。混雑もなく乗ることができた。
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まず、成就社に参拝。ここで道を間違えたかと引き換えし、大切な体力と時間をロス。展望所の反対側に掲げてあった案内地図の書き方が悪かったのだけど、きちんとした地図を持っていない自分にも責任がある。

成就社本殿の左の神門が、登山口
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くぐれば下り道。あまりにも下りが続くので、ロープウェイで稼いだ分がなくなるのではと思ったが、成就社までの登り分が消えただけだった。
八丁坂と呼ばれるこの坂の途中に、鳥居が立っていた。御神体である石鎚山を、ここから礼拝するための鳥居だと思った。
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その途中、まだ芽吹いていない、ブナやヒメシャラの木が目に付いた。
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ようやく登りに転じると、これまでの緩やかな坂から激変して、きつい登りが始まった。その急斜面は、板や丸太で階段状になっていて、滑り落ちるということはないが、膝には堪える。無理は出来ない足だと、ゆっくり上る。
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「試しの鎖」まで来た。「体力のない人は迂回路へ」とあったので、体力が惜しくってパスした。
「前社ヶ森小屋」は素通りして、小さなピークを越え、支尾根を回り込むと、石鎚山の全景が飛び込む。
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下った底が「夜明かし峠」石鎚山がぐんと近くなったと感じる

1600mを越えると、木々はまだ芽吹き始めたばかり。日当たりのよい地面には、スミレやショウジョウバカマが咲いている。
いよいよ「一の鎖」。この鎖場を登ることが、石鎚山登山の目的の一つだから、もちろん挑戦。 取りかかって驚いたのは、、鎖の大きさ。重くて自由に動かせないし、やっと手でつかめるという太さ。
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わずかな岩の窪みに足を置き、腕の力も総動員して体を引き上げる。足を置く場所がどこにもないと思ったとき、太い鎖の使いようがわかった。そうか、ここに足を置くのか。
下を見れば怖いに決まっているから、見るのは目の前と、その少し上。途中でやめることはできないので、夢中で登った。33m登り切れた。

比較的緩やかな道を行くと、鳥居が見えてきた。
その鳥居の前の階段が始まるところに、「土小屋」への分岐があった。DSCN8165.jpg
土小屋まで行きたいと思っていたが、この足では無理だろう。

二の鎖小屋を越え、もう一つの鳥居の先が「二の鎖」。
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こちらはずっと長い65m。一の鎖にはなかった、トライアングルのようなものも鎖に付いている。足をかけるのに都合が良かった。しかし長い鎖だ。張り出した岩の上などで休憩しながらよじ登った。

その後のく急登をジグザグに登ると、「三の鎖」へ続く道の分岐に出た。入口がいかにも険しそうに見えたので、「もういいや」という気持ちになった。二の鎖で満足したのと、疲れたからだ。帰宅したとき、登っておけばと後悔するという思いはあったのだが。鎖より何倍も長い迂回路は、スチール製の階段や橋がほとんどだった。
頂上近くから、天狗岳の北面が見える。
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本堂の裏手から回り込むようにして、頂上社に到着。
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これまであまり人に遭わなかったのが不思議なくらい、たくさんの人。ちょうど12時とあって、弁当を広げている人も多い。私も簡単に参拝して、昼食。

弁当を食べている視線の先に「天狗岳」。
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頂上社のある弥山(1974m)よりわずかに高い。しかし高さより、見た目にそそられる。
岩ばかりの細い尾根の先に、ごつごつした岩が突っ立っている。帰ってくる人おなかには、ヘルメットを着用している人もいるし、弥山でやめる人もいる。で、私はもちろん、GOO!

まず弥山の広場から、真下の岩尾根に下りるにも、鎖の助けを借りる。あとは岩の上を注意深く進んでいく。左絶壁、右斜面の岩の上を進むときは、「見ない見ない、左は見ない」と呪文のようにじぶんにいいきかせていく。気を抜かず、注意深く進めば、一つピークを越して、天狗岳のピークがすぐそこに。
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大きな岩を積み上げたような頂上。
360度の眺望
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社が一つ鎮座している。たくさんの人がいられる場所ではないので、すぐにその先のピークに向かう。
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時には腹ばいになって進んで、次のピークに来た。後で地図を見たら「大砲岩」とあった。その先の行き止まりに見たのは、地図にある「矢筈岩」だったのだろうか。矢筈岩までは行かなかった。

帰りも気を張りつつ、スリルを楽しんで弥山に戻った。
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無事往復できたお礼をして、下山の途に就く。

下山は体力的には楽だが、膝への負担が大きいし、転倒なども起こりやすい。ひさしぶりに2ストックで下りた。若い女性2人連れが、早い。たちまち姿が見えなくなる。
往きにも楽しませてくれた、アケボノツツジに日が当たってさらに輝いている。
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成就社にお礼の参拝をして、時計を見ると、15時を過ぎたところだった。控えていたバス時刻を見ると、どうやっても15時台のバスには乗れそうもない。これをやり過ごすと、17時台までない。でもどうすることもできない。

ロープウェイの駅が近づいたとき、次の改札が始まるアナウンスが聞こえてきた。慌てて乗らなくても、どうせバスはまだまだ来ないんだから・・とのんびり行ったのに、発車に間に合ってしまった。
ロープウェイの中で、何となく話をした人が、自分たちの車に乗っていきなさいと言ってくれた。モー、超ラッキー!
おかげで、乗り過ごしたバスと変わらない時間に西条駅に着いた。

さて、帰りのフェリーに乗るためには、21時近くのバスに乗らなければならない。温泉と食事以外に、何をして過ごせばいいのだろう。ロッカーから出した荷物と背中のザックを持って、西条駅近辺を徘徊するのだった。歩きすぎて、フェリーの中で右足が痛み出した。


【1720】花多き堂満岳
堂満岳 1057m 滋賀県大津市
日程:2017-05-04  天候:曇り  メンバー:浅井山の会23名
コース:イン谷口(8:55)→堂満岳(11:47)→昼食(12:00~12:30)金糞峠(13:06)→イン谷口(14:35)
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昨年紅ドウダンを見に行った堂満岳に、今年はひと月早くシャクナゲを期待して登った。

イン谷口の駐車場より、案内板に従って「桜のコバ」方向に入る。荒れた別荘地に入り、舗装道路が途切れると、登山道に。

針葉樹林帯の中、ちょっと急な道。時間もあるからゆっくり上ろうということで、昨年よりスローペース。

松から杉に変わり、次第に広葉樹が増え始める。
ヤマツツジ、タムシバの花弁が、地面に散らばっている。

U字溝の中を歩いているような道の次は、石がゴロゴロある谷を歩く。ともに雨が降れば川となるところだ。
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尾根に出ると、芽吹き始めた木が美しい。黄色い花は、シロモジらしい。 DSCN8046.jpg

比較的緩やかな登りの後、急登。先に登った人が叫んでいる。
「咲いてるぞー」
シャクナゲの鮮やかな赤が見えた。
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近くには、イワカガミ、イワウチワも咲いている。
これは期待できるぞと、先に進むが、その後はいっこうにシャクナゲの花は見えない。 木はあっても、蕾がほとんどついてなっくて、時期尚早というのでもなさそうだ。
しかし、このあたりから始まった、イワウチワの群生は、金糞峠近くまで見られ、心楽しませてもらった。 DSCN8037.jpg

いよいよ頂上直下の急登。
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そして堂満岳頂上
狭い頂上に、我々メンバーが入り込むと、たちまち過密状態。
集合写真だけ撮って、金糞峠に向かう。

頂上を出てすぐ、左手にシャクナゲの一群。この先はないだろうとあきらめていたから、よけいうれしい。
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金糞峠に向かって尾根を下っていると、右への分岐。赤いテープは見られるものの、文字表示はない。思案の後20mばかり直進したが、右が正しいと判明。(金糞峠から来る人を確認) 
ここで昼食をとることになった。

風が冷たくなり、天気予報に反して雨が降りそうな空模様になってきた。
それぞれ服を重ね、右の道を下る。
金糞峠到着。去年ほど人がいないのは、時間的な理由なのだろうか。
峠から下る先を見下ろす。この「急さ」プラス「岩ゴロゴロ」とおもうと、、ちょっとうんざり。
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それでも、花を見つけると、足を止めたりして、ゆっくり下りていく。
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下りるにつれ段々木々に緑が多くなる。大山口近くになると、緑の中に入っていく感じがする。DSCN8081.jpg

大山口からは、道幅が広くなり、後から来た元気な人が、さっさと追い抜いて行く。
そしてぶじ、イン谷口に到着。
私自身、後半足がうずき始めたが、大したこともなく歩くことができて、ほっとした。

朝、駐車場にたくさんの車があったが、山ではそれほどたくさんの人には出会わなかった。ほかの山を目指す人が多かったようだ。

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【1719】敗退柳生滝阪の陣 
GWに遠出の予定がない!・・・と昨夜慌てて立てた計画は、奈良の柳生街道踏破。

「みやこじ快速」というのがあって、これに乗れば朝ゆっくり出発できると、出発予定を遅らせたことから、ずれが生じ始めた。
4分の乗り換え時間しかないのに、列車は5分遅れで到着。30分あとの次の電車待ちとなった。奈良駅に着いたら、柳生方面のバスはもうなし。しかたがないので、往路をバスにすることにして出発。

JR奈良駅から柳生街道入口まで3キロ余り。春日大社方面に向かって、街中をてくてく歩く。かなりきつい登りで、その上道を間違ってしまった。原因は、近鉄の「てくてくマップ」に描かれてない妙なカーブ。(帰宅してグーグルマップを見たら、正しく表示された。)もう入口で疲労困憊で、12時になってしまった。
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しかし山道に入ると、舗装されてない道なのに、足が軽く感じる。木陰を見つけて昼食をとり、エネルギーチャージ。
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柳生手前の忍辱山バス停まで、12キロ。3時間をみていた。往復歩けば、帰りは18時近くになる。まずいなあ、街歩きに毛が生えた程度と考えて、登山の時の道具をずいぶん減らしてきた。ヘッドライトも持ってこなかったのに、山中で日が暮れたら困ったことになるぞ。困った困ったと思いながら、進む。

道は石畳が良く残っている。この石畳というのは、歩きにくい。草鞋の人には良かったのだろうか。
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足元に注意が行くので、看板を見落としてしまいそうになる。「夕日観音」という立札に気付いてあたりを見回すと、山の斜面に磨崖仏が見えた。
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たしか「朝日観音」もあったと、気を付けて進むと、川のむこうに、少しうつむき加減の磨崖仏があった。
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首切り地蔵の前の広場に、休憩所とトイレが設置されていた。
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ここで「地獄谷石窟仏」への道が分かれていた。石仏は好きなので、地獄谷コースを採った。

地獄谷というと、箱根の地獄谷を想像してしまったが、そういう様相はなく、私にとってコース全体が地獄的だった。
まず、石窟仏は、また道を間違った末巡り会えた。
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岩を掘って石窟として、その奥に仏像が描かれている。まだ彩色も残って入て、立派な仏像だった。

さて本道に合流するべくそのまま進めば、アップダウンの七曲八折。案内表示はなく人にも出会わず。また道を間違えたのかと不安を抱きつつ我慢して進む。
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時々、ムラサキヤシオが咲いていて、慰められた。
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ようやく舗装道路に出ると、「円成寺」の矢印が見える。
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300mほど先に、「峠の茶屋」発見。縁台が出してあったので、ともかく休ませてもらおうと近づくと、茶店の主に「わらび餅ありますよ」と声をかけられた。わらび餅は辞退したのに、情報収集。

目的地まで1.5時間とのこと。現在14時。向こうに着いてバスがなければ、夜の山中ハイキングになりかねない。茶店のおやじさんは、最終バスの時間は知らないけれど、行った後なら何にもないよと、本道を通って奈良へ向かう方を進める。う~ん、忍辱山の時刻を調べて、持ってくるのを忘れたのが悔やまれる。

足の疲労が相当大きいことも考慮して、結局親父さんのお勧めに従うことにした。
わざわざ県外遠征をして、目的地まで行きつけなかったのは、敵前逃亡の感がするが、地獄谷コースは登山に匹敵するものだったから、これで良しとするしかない。

山から出て、高畑を下っていると、以前泊まった宿や、訪れた名所が現れて懐かしい思いがした。ついでに春日大社の境内をうろついていたら、帰りの電車も1分差で乗り遅れてしまった。

ホームの待合で隣にいた外国人が、京都へ向かうのに、各停に乗ろうとしているのを見て、「後から出る快速の方が早く着きますよ」と言おうとしたのに、言い方が全然わからなかった。これも悔しいことだった。