ひょうたんTIME
登山や山城址探訪の記録、時々迷走旅行記など
【1742】松尾山紅葉
昨日七尾山へ登って、紅葉が見ごろだった。
じゃあ、松尾山のあの楓の群生は、今真っ赤ではないだろうか。
素晴らしい青空に、いてもたってもいられなくなって、「干すもの」いろいろを広げると、車の飛び乗った。

米原ICの入り口から、工業団地を越えて西坂の集落に入る。いつものように地蔵堂の横に車を停めて、11時38分出発。
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松尾寺参道でもあったこの道は、踏みこまれて窪んでいる。そこに落ち葉が積もって、歩くには困るくらいふかふかになっている。
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所々に「丁石」が残っているが、欠けているものもある。
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一本杉の峠までの半分ぐらいのところに、「えみ地蔵」があって、木が伐られて西側の展望が開けている。長浜湾や、竹生島が望める。
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また、この山も鈴鹿の山なので、カレンフェルトも見られる。
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下の方から正午のサイレンが聞こえてきたので、とりあえず昼食。
きれいに色づいているところもありので、あの楓に期待が高まる。
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気になっていた紅葉は、峠から八葉山へ向かう尾根の途中にある。まだ紅葉を確認したことはないのだが、楓がいっぱいあったので、きっとすごい眺めだろうと期待しているわけだ。
最近その場所への近道を見つけたので、峠まで行かずの右手に入った。前はなかった「松尾寺」という案内板ができていた。このわき道に入らないように牽制されたかな。

入ってすぐは倒木があって進みにくいが、あとは厚い落ち葉を踏んでいく。けもの道のようにも思えるが、この先の電波反射板があるので、その点検路と思いたい。

反射板の隣の平地が目的の場所。
残念!まだ早かった。色づき始めというところだろうか。一番色付いているのがコレ!
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12月の初め、山の会の例会が松尾山登山なのだが、さすが3週間後では散ってしまっているだろう。天気が悪い日がしばらく続く予報なので、今年もこの紅葉は見られないのかな。

峠まで行ったが、この先は来月仲間と来る時のお楽しみとしよう。
道のわかりにくい個所にテープを付けながら下山したが、13時08分に地蔵等に帰ってきた。丁度1時間半の山行だった。

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【1741】七尾山登山
七尾山 690.8m 滋賀県長浜市・米原市
日程:2017:11:12  天候:晴れ メンバー:2名 
コース:南池登山口(8:06)→小野寺道出会い→七尾山頂上(9:32~10:06)→今庄ブドウ園(11:17)
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友人Kと、休みの合う日に山に行こうと日程調整をして、18日に狗瑠尊岳、烏帽子岳(鈴鹿)を予定していた。しかし天気予報ではその日は雨の確立が高くなってきて、急遽予定変更。晴れ確実の今日、近場の山へ登ることにした。
昨年も登っているので、調べてみたらちょうど同じ日に行っていた。昨年は七尾山から醍醐の方へ縦走したが、今回は13時までに下山予定なので、別のルートで下りることにした。

七尾山の裾を走る広域農道に出て、高齢者福祉センター前の、道の広くなっているところに車を停めた。北に向かって200mほど行くと、木の上に「七尾山登山口」のふだが見つかる。
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しばらく広い道を進むが、すぐに急な登りが始まる。地域の人の手によって、整備され印もしっかりついているので、迷うことはない。所々ロープも下がっている。
頂上まで自然林なので、上に行くにつれ、紅葉が美しくなってくる。楓が常緑樹の中で色付いているコントラストも美しいが、木々がそれぞれの紅葉を競っているような場面は、豪華という言葉がふさわしい。
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小野寺からの登山道が合流するあたりから、緩やかな道が多くなり、時折紅葉越しに遠くが眺められる。
細い尾根を過ぎると間もなく頂上到着。
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南側の木が払われていて、横山城址や、長浜市の南から近江八幡に至る琵琶湖の湖岸線が見て取れる。
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時間は早いが、頂上に着いたらお弁当がお約束。しばし至福のひと時。

帰りは、相撲庭の方へ下りることにする。下山口はきれいな道がついていたので、このまま下まで続いていることを願って出発。
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木間越しに伊吹山を左に見ながら進む。石灰岩の採掘跡が、見たことがない角度で目に入る。
下に目をやると伊吹の集落と姉川上流が見える。右にも姉川があって、この川が七尾山を抱くように流れているのがわかる。

しばらくは高低差のほとんどない稜線を南下し、尾根を下る。登りの尾根から3つ目ぐらいの尾根らしい。
七つの尾根の山という意味で、「七尾山」というのだろうが、どの尾根を数えるのかよくわからない。

下山道の標は、ピンクのテープがメイン。しかし麓に近づくにつれ、ピンクのテープが皆地面に落ちていて見つけにくくなった。つけてあった枝が折れたのかと思っていたが、元はテープを巻いた20cmぐらいの枝を、地面に挿してあったのかもしれない。

50分足らずで、ススキで囲まれた広場に出た。
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そこからは車が通れる道があった。(未舗装) 下ると、さらに大きい林道に出て、600mほど歩けば、今庄ブドウ園の南のはずれに出た。
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広域農道を北に向かって、車に戻った。半日の登山だったが、青空に紅葉が映え、楽しい山歩きだった。

【1740】槍ヶ先岳登山
槍ヶ先岳 965.5m 岐阜県揖斐川町
日程:2017-11-03(祝) 天候:晴れ メンバー:浅井山の会17名
コース:寺本登山口→槍ヶ先岳頂上→寺本
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当初の予定では、11月の登山は「西台山」だったが、下見の結果道が不明瞭ということで、槍ヶ先岳に変更になった。

昨年の鍋倉山登山口の前を通過したあたりから、道は下り。「もったいないなあ」などと思っていると、車が急に減速。見るとキジ(♀)のお通り。窓に張り付いて林の中に消えるのを見送った。

揖斐川町寺本集落のはずれから出発。獣害対策の柵を開けて、山に向かう。大きなゲートの10mほど手前のカーブしたところに登山口がある。小さな表示があるが、気を付けないとそのまま大きな道を進みそうだ。土手を上がりもう一度柵を開けて山に入る。

先日の台風で、杉の葉や枝が散乱していて、踏み跡が不明瞭だ。わかりにくいが、印は付いている。
すぐに尾根に乗り、両側に谷を見ながら進む。下の方では紅葉の始まったところか。天気が良いので、紅葉が輝いている。
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かなり上の方で炭焼き窯の跡があった。かっては、山の仮小屋で寝泊まりして炭焼きが行われたのだろうと、当時に思いをはせてみる。

2回目の休憩をして、槍先部分の急登に入る。
もろい石のかけらが散らばっている。こういう岩があるのなら、うっかり体重をかけることはできない。
そしてルート上に大岩。その左側を慎重に登る。
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急登はすぐに終わった。明るい稜線と、黄葉が見える。

染まりそうな紅葉の道を頂上に向かう。
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そして開けて頂上。
紺碧の空の下に、赤味を帯びた美濃の山々が重なっている。
遠くは雪をかぶった白山、白煙が見える御嶽山、山腹にスキー場がある国見岳、9月に登山した貝月山、池田山は間近に堂々と。(↓貝月山)
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早めの昼食をとり下山開始(11:40)
再び紅葉の中へ。DSCN9200.jpg

大岩のところでは、リーダーにロープ掛けてもらって、安全確保。この登山路に張ってある紐は、うっかりつかまったら大参事もあるかという代物。

無事下山して、帰路に着く。往きは八草峠を越えるルートで、帰りは関ヶ原経由だったが、大きな渋滞もなく日の高いうちに帰宅できた。




【1739】高取城址
高取城 奈良県高市群高取町 近世城郭(南北朝期~江戸時代末期)日本三大山城の一つ 標高584m

金剛山からダイトレを歩いたとき、近くまで行きながら千早城址へ行かなかったことを、惜しいことをしたと悔やんでいる。
ダイトレのあと、帰浜せず樫原神宮前に宿をとったのは、あわよくば「高取城」と、下心もあったからである。体に支障があるようなら、橿原神宮参拝ぐらいで帰ろうと思っていたが、一泊すればもう一日山歩きOKという状態になった。

橿原神宮駅から吉野線で壺阪山駅へ。駅を出てバスの時刻表を見れば、9時40分が始発。1時間半以上待たなければならない。観光協会でもらった「高取町散策マップ」を見ると、バスで壺阪寺まで行くと歩きは1時間。別コースを行けば、町を抜けてから1時間半。ぐるっと回れば約3時間の歩行になるだろう。ダイトレと比べれば、楽々という計算で、壺阪山駅より高取山に向かって歩き出した。

高取町では、街中にかかしがいっぱい。案山子と言っても、「破れ笠にはげちょろの服」ではない。おしゃれな装いの老若男女の集まり。家の玄関先や、小公園と、いたるところに佇んでいる。DSCN9128.jpg 
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町の大通りを歩いてきたが、城下町のおもかげがたくさん残っている。DSCN9130.jpg

藩主の下屋敷の門がある医院DSCN9132.jpg

家老の屋敷
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明治維新まで藩主の居た町並みだと納得させられる。
この道筋で、後から気づいたのは、阿波野青畝の生家があったことだ。俳句をかじっている身としては、立ち寄るべきではなかったか。

人家が途切れ、山の中の道になる。「黒門跡」とある。ここから「郭内」ということか。DSCN9138.jpg

駅から50分歩いて、高取藩主の菩提寺「宗泉寺」への分岐。舗装が切れ山道らしくなった。DSCN9140.jpg

「七曲」「一升坂」など名がついた坂道を登っていく。道の脇に桜の木など植えられているが、過剰な整備がないのがうれしい。
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何となく城の雰囲気・・・と思っていたら、「猿石」が現れた。飛鳥から運ばれたとか、境界の印だとか説はいろいろあるらしい。かってガイドブックで、「慣れない人は迷うので行かない方が良い」と読んだので、簡単に出会えてびっくり。DSCN9147.jpg
明日香村に通じる道が、その後ろに会った。

猿石を見て、すぐに「二の門」。いよいよ「城内」だ。DSCN9148.jpg

二の門の前には、水をたたえた池があった。石垣で囲まれていて、生活のための水場かと思ったが、「堀」と説明されていた。

苔むした石垣が次々現れる。崩れて散乱しているところもある。いくつもの郭跡、ぼ防衛のため曲がりくねった道、高い切岸、もう疲れが吹っ飛んでしまう。DSCN9151.jpg

宇陀門あたりで城の幅が狭くなって、千草門へと続く。そしてひときわ大きく、桝形になった大手門。DSCN9156.jpg

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そこから二の丸にはいるにも、また枡形虎口。両側の高い石垣の上から狙われれば、ひとたまりもないだとう。
二の丸に入れば、太鼓櫓がの石垣がデンとある。ここから城内に登城、下城の太鼓が鳴り響いたのか。
太鼓櫓を過ぎると目の前のは巨大な石垣。さすが本丸の石垣。DSCN9159.jpg

当然ながら最短距離で本丸へ行くことは不可。ぐるりと半周近く回って本丸の登り口。まるで迷路のような虎口。
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ひときわ高い本丸に登って、外周を一回り。立ち入り禁止も安全策もないのが良い。見下ろして高さを再確認。12mの高さということだ。DSCN9162.jpg

城主気分でお茶をして、下城。DSCN9165.jpg

今度は壺阪寺へ降りることにする。このころより、登ってくる人を見る。
交通の便から、この壺阪門から来る人が多いけれど、正面はやはり黒門だと、歩いて感じた。

下っていくと、舗装道路に出た。城址に向かうらしき人たちが集まっていた。ここまで来るまで入ることができ、わずかの歩きで城跡に行けるそうだ。
また山道を下る。結構急な道になるが、あれだけ登ったのだから当然かもしれない。ロープの張ってある箇所もある。
地図に「五百羅漢」と書いてあったが、これにはがっかり。

五百羅漢を過ぎたころから、時間が気になりだした。壺阪寺からから出るバスにうまく乗れるだろうか。たしか12時と13時30分のはず。気がせく。
やっと舗装道路に出て、しばらく歩いて行くと、寺の屋根がみえた。広い境内のようだが、バス停はどこにあるのだろう。時間がないので間違ったところをうろつきたくない。DSCN9176.jpg

道の上からバス停のありそうなところを下りていく。境内の入り口前広場にバス停があった。そして壺阪寺も拝観して行こうか迷っていると、バスが入ってきた。もう乗るっきゃないね。
12時10分、壺阪山駅に着いた。
さすがさすがの高取城址だった。

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【1738】金剛山から葛城山
金剛山 1125m  葛城山 952m  大阪府・奈良県
日程:2017-10-09 ~ 10-10 天候:晴れ メンバー:単独
コース:千早登山口(8:40)→セト(10:06)→金剛山葛木神社(10:44)→水越峠(12:50)→葛城山ロッジ(14:25)
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楽しみにしていた、鳳凰三山の登山メンバーからもれて、ドーンと落ち込んだが、行けないものはしょうがない。かわりに一人で大丈夫な山に行くことにした。行きたいところはいっぱいあったが、少しだけ下調べがしてあった、ダイヤモンドトレイルを歩くことにした。
南海電鉄沿線の娘のところで前泊、翌朝千早赤阪村の金剛登山口に向かった。
金剛山登山路はたくさんあるが、下調べの段階で、舗装、階段が少なく、自然林が多いという基準で、タカハタ谷コースを選んだ。

千早赤阪村には、楠正成の千早城址があるので、行ってみたかった。
先日テレビ画面で見たところ、本丸あたりは神社があって、きれいに整備されていた。「山城」という雰囲気には遠かったけれど、一度足を運ぼうと登り口まで行った。が、胸坂上がりの石段に恐れをなし、所要時間を口実に止めてしまった。
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出発点に戻って、さあ金剛山へ。
本道と呼ばれる道から左に分かれ、急な舗装道路を登っていく。暑い、もう汗が流れる。
道が細くなる橋の手前で右に入った。岩壁の下に細い通路。それを越えるとやっと山道らしくなった。
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渡渉あり、岩場ありで、なかなか面白いコースとなった。
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コースの案内はしっかりしていた。たとえば川を越えてどこに取り付こうかと思うと、必ず赤いペンキが見えた。 ただ一ヶ所、峠手前の分岐で、直進しそうになった。たまたま「金剛山***」の腕章を持った人がいて、こちらですと教えてくれて、事なきを得た。

稜線近くの植林帯を抜けて、峠(セト)に到着。左から道(松の木ルート?)と合流した。木の間から町が見える。北の方角だが、大阪か奈良かわからない。 DSCN9000.jpg

休憩していると、尾根道を歩いてくる人がいる。 確実な歩みのその人は、お歳を聞けばなんと80歳だとか。雪の野坂岳であった先輩に続いて、この人も目標する先輩です。DSCN9001.jpg

尾根に出てからは、さほど急な登りもなく、尾根以外の分かれ道は無視して進めば、 自動車が見えてきた。その方向(右)に進めば、あっと驚く人、人、人。

ここでハタと困った。山頂の配置を全く予習してなかった。まず最高点(1125)へと思うが、そこは葛木神社境内で立ち入れないらしく、神社にお参りするだけ。それでは一等三角点(1112m)と向かったが、場所を思いちがえて行くことができなかった。DSCN9007.jpg

あきらめてダイヤモンドトレイルのコースに入る。
葛木神社一の鳥居のそばに、水越峠に向かう分岐がある。DSCN9012.jpg

丸太階段を下って少し先、葛木山が望めるポイントに休憩用のベンチがあった。(カヤンポ)ここで昼食。DSCN9018.jpg

どんどん下って、舗装林道に出る。さらに下って水越峠。休憩ポイントで峠は随分先だとおもったが、確かに歩き甲斐があった。ゲートを出て右側へ少し登ると、葛城山の登り口がある。DSCN9035.jpg

葛城山の登山道は、階段ばかり。延々と丸太階段が続く。ずいぶん登ったと思っていても、なかなか「残り1K」を切らない。DSCN9038.jpg DSCN9041.jpg

ようやく樹林帯が切れて、空が広がる。春に賑わうツツジの横を通ったが、その時は「ツツジ」という認識がなかった。ただ街談の終了がうれしかった。 DSCN9050.jpg 

そのまま登って、葛城山ロッジに到着。
DSCN9067.jpg チェックインは4時からだということで、ザックを預けてあたりを散策。

まず最高点に向かう。ススキの中を進み振り返ると、金剛山の どっしりとした山容があった。DSCN9066.jpg

ロープウェイで来ているらしい人が圧倒的に多く、山頂は賑わっている。三角点があったが、何とかありかがわかる状態。DSCN9057.jpg

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東側は、大和三山を中心に、奈良市から吉野方面まで、奈良盆地が一望できる。奈良の行ってみたいところがいっぱいだ。

こんなに時間があるなら、千早城に寄ってくるのだったと後悔しつつ、時間をつぶし、ロッジにチェックイン。どうやら今夜の泊りは、4組6人だけのようだ。

これでダイトレ1日目の終わり。二日目葛城山から屯鶴峯へは翌日に【1737】↓へ